測量器を使って、高さ・角度・幅を測り、線を引いていきます。
土木工事の段階では建物を建てる基準になる点を示し、コンクリートが打たれた後、その上に内部の寸法を出す作業をします。
その墨に沿って、全ての専門工事会社がこの基準を使用するため、建築の要となる作業です。
建築工事の最初、実際の敷地で設計図通りの位置に建物の位置出しをする「遣方」工事をします。
墨出しの基本となる仕上げ墨出し。
中でも基準レベル墨出しと基準縦墨出しそして階段仕上げ墨出しが代表的な仕上げ墨出しです。
基準レベル墨と基準縦墨で、サッシュやSD
そしてタイルなどが図面通りの位置に納められます。
網目 | 仕様 | 単位 | 単価 | 備考 |
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建物位置出し | 通り芯の逃げ墨(逃げ杭) | ㎡ | お問合せください | 杭、ヌキは支給して下さい。 |
縄張りを含む場合20円増 | ||||
杭芯出し | 本 | お問合せください | 100本程度以上 | |
杭、打設後の芯ずれ測定(図面作成を含みます) | 本 | お問合せください | オーガー掘削の土砂等は無いものとしています。 | |
根切り位置だし | 石灰による位置だし | ㎡ | お問合せください | 石灰は支給して下さい。 |
基礎墨出し | 壺堀り布堀り状態での捨てコンクリート上の柱、ベース墨など | ㎡ | お問合せください | 水のある場合を除く、スプレーのよるマーキング含む |
柱・地中梁上の鉄骨柱(アンカーボルト)立ち上り壁の墨 | ㎡ | お問合せください | ||
躯体墨出し | (鉄筋コンクリート造の場合、墨出し用の穴は別途とします。) 通り芯の基準出し | ㎡ | お問合せください | 土間段差はバルコニー階段室程度 壁構造の場合50円増 |
通り芯の基準出し、及び型枠墨を伴う場合 | ㎡ | お問合せください | 壁構造の場合50円増 | |
通り芯の基準出し後の鉄筋への躯体レベル出し(柱4箇所) | ㎡ | お問合せください | 壁構造の場合50円増 | |
仕上墨出し | 基準レベル、基準縦墨、軽微な間仕切墨 (パイプシャフトのブロック墨、大きな間仕切墨など) | ㎡ | お問合せください | |
サッシの出入墨(開口部・躯体小口への墨)を伴う場合 | ㎡ | お問合せください | (100円増) | |
内部間仕切墨、外壁廻りの墨出し(木地下・PB・GL工法) | ㎡ | お問合せください | (150円増) | |
階段墨出し | (1流れ15段階程度以下を1箇所) | 1ヶ所 | お問合せください | |
常用 | 2人工 | お問合せください | トランシット・レベル他道具持ち込み | |
機械損料 | 回 | お問合せください |
※建物の規模は、500㎡程度以上ということを想定しています。(躯体墨・仕上墨については600㎡程度)
※水替・除雪・ガスバーナーの使用は無い事を原則としています。